地方自治法の目的とは

 国は様々な地方の統合体として存在します。
それぞれの地方には、その地方独自の要求があります。
国がその個別の要求を検討していたのでは、中央に権限が集中しすぎますし、国全体としての形を定めるという本来の役割がおろそかになりかねません。
そのため各地方は、地方自治の精神に則って、それぞれの地方に特有なことは自分達で行う必要があります。
 地方自治法は、地方自身によって、民主的で能動的な行政を行うことを求める法律です。
民主的で能動的とは、2つの側面があります。
1つは「住民自治」であり、その地域の住民の意思によって地方自治が行なわれるべきものという考えです。
もう1つは「団体自治」であり、地域は国から独立した地域自らの団体によって行なわれるべきという考えです。
 つまり、地方自治体は、住民の意思を反映したものであり、地域の住民の公益を満たすものであるということです。
地方自治法の目的とは、国と地域の役割を明確に分けた上で、地域の住民の意向を反映する、地方公共団体を健全に発達させることなのです。

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